くそみたいな走り書きを
額縁の中にいれて
これは芸術です と言い張るのは
ひとつの社会的な行為だ

がぐふちにいれたり、くそみたいな壁に くそみたいな絵を飾ることは
一つのポーズになる
どれだけくそみたいな かすみたいものでも
それが額縁の中に おさめられている場合
私たちはおいそれと すごくカスのような絵が額縁のなかにおさまっていますね とは言えない

額縁とはなんだろうか?

この中におさまっているものは、「作品」であるので侮辱しないでください
という合図にしかみえない
違うのかも知れないが みて 別になんり感動もしない

というのは、ほとんどの「作品」よりも
世界そのものを直接自分の目でみるほうが自分にとって有意義だからだ